ブログで収益を出す方法の代表例として「アフィリエイト」があります。
しかし、そもそも「アフィリエイト」とはどのようなものなのかご存知でない方も多いでしょう。
そこで今回は、アフィリエイトの仕組み、そしてブログを利用してアフィリエイトで稼ぐ方法を詳しく紹介していきます。
【解説】そもそもアフィリエイトって何?
まずアフィリエイトで稼ぐ方法について知る前に、簡単にアフィリエイトとはどのような仕組みであるのかについて解説していきます。
広告から購入・契約に繋がると報酬が得られる
アフィリエイトは企業の商品やサービスを紹介している広告がクリックされ、購入、もしくは契約につながると報酬が得られるというものです。
代表的なものとして「Amazonアソシエイト」などがあります。
皆さんもブログなどでおすすめの商品を紹介し、Amazonのリンクを貼っている方を見たことがあるのではないでしょうか。
そのリンクを踏んでから商品を購入すると、売上の一部が広告主に入るという仕組みです。
アフィリエイトで稼ぐ具体的な例を紹介
アフィリエイトで稼ぐ具体的な例を用いて紹介していきます。
今回は「マッサージ機をブログで紹介する」という設定で説明します。
- 肩こりに悩む人が「マッサージ機おすすめ」で検索する
- あなたのブログの「おすすめマッサージ機5選!」という記事を開く
- それぞれのマッサージ機の特徴を比較検討する
- あなたが設置したリンクをクリックし、マッサージ機を購入する
- あなたに報酬が入る
つまり、まずはあなたのブログを開いてもらうこと、そして購入に繋がるような、わかりやすい商品特徴の説明が求められるということです。
アフィリエイトを始める際の流れ
ここからはアフィリエイトを始める際の流れについて詳しく紹介していきます。
初めてアフィリエイトに取り組む方でも分かりやすいように詳しく解説していくので、一緒に取り組んでみましょう。
ブログを作成・記事投稿をする
まずは当然とも言えますが、広告を設置するためのブログを作成し、記事を投稿する必要があります。
WordPressを用いたブログの作成方法はこちらの記事で紹介しているので、まだブログを作成していない方はぜひ参考にしてください。
(ASP)広告仲介業者に登録をする
アフィリエイトで稼ぐならば広告を複数取り扱っているASP、つまり広告仲介業者への登録は必須です。
それぞれのASPの特徴や登録方法についてはこれらの記事で紹介しているのでぜひ確認してみてください。
A8
Amazonアソシエイト
楽天アフィリエイト
広告を掲載する
登録が完了したら、実際にアフィリエイト広告を掲載するステップに進みます。
サービスにもよりますが、まず商品やサービスを探し、自分がブログに掲載したいと考えている商品やジャンルに近いものを探します。
気になるものを見つけたら「提携申請をする」を押す、もしくはAmazonアソシエイトなどの場合はリンクをコピーするだけで可能です。
その後WordPressを開いて、広告を掲載したい記事に飛びます。
ビジュアルエディターではなく「HTMLエディター」または「コードエディター」を選択し、コピーしたコードを貼り付けるとアフィリエイトの広告の掲載が完了します。
アフィリエイトで稼ぐコツとは?
これまでの説明でアフィリエイトを始める方法については分かったことでしょうか。
ここからは初心者の方でもアフィリエイトで稼ぐコツについて詳しく紹介していきます。
見られる記事を書く(SEOを勉強する)
まず1つ目に重要なことは「見られる記事を書く」ということです。
つまりSEOを勉強することが重要です。
SEO対策とは、Googleからブログの評価を上げ、検索結果の上位にブログが上がるように目指す対策のことです。
検索結果の上位にブログが上がれば、当然ながらアクセス数もアップします。
よって、アフィリエイトで稼げる可能性が高まるということです。
必ず、SEOを意識した記事を書くようにしましょう。
SEO対策についての解説はとてもここではしきれないので、こちらの記事を参考にしてみてください。
「収益記事」と「集客記事」を分ける
アフィリエイトの記事は収益を目指すための「収益記事」と、集客をするための「集客記事」に分けて作成するようにしましょう。
「収益記事」は簡単に言うと、「読者に商品を買ってもらうための記事」であり、商品やサービスについて書くことが多いです。
メインのキーワードが「商品名+評判」や「商品名+感想」などのものが多いのが特徴です。
一方「集客記事」はユーザーを集めるための記事です。
この記事で商品をおすすめするのではなく、悩みなどに訴えかけて、まずは記事を読んでもらいます。
その後、内部リンクなどを使って収益記事に誘導するという流れです。
全ての記事で商品を「ごり押し」してしまうと、いかにもアフィリエイトで稼ごうと必死な感じが出てしまいます。
しかし、収益記事が少ないと当然ながら収益が発生しません。
それぞれのバランスを考えてブログを作成していきましょう。
【やや上級者向け】セールスライティング
これはやや上級者向けの考え方ですが、セールスライティングのスキルを身につけるのも非常に重要なことです。
ブログに好きなことを思うがままに書いて、ただおもむろに広告を置いても、読者は購入してくれません。
セールスライディングとはユーザーの悩みや悩みを解決し、購買に促すためのスキルです。
どのような悩みを抱えており、どうしたら解決できるのかを分析し、解決法を提示することで、読者は商品を安心して購入できます。
ブログは自分の書きたいことを書くのではなく、読者が知りたいことについて書き、それの解決法を提示することが大切です。
「ペルソナ」と呼ばれる架空の読者を設定し、どのような悩みを抱えているか、どうしたら解決できるかについて考え、読者に寄り添った記事を作るのが重要なのです。
アフィリエイトで稼ぐためにおすすめのツール4選
ここからはアフィリエイトで稼ぐためにおすすめのツールを4つ紹介していきます。
下記の4つを使いこなせば、アフィリエイトでの収益を伸ばせるはずです。
キーワードプランナー
まず1つ目はGoogleが提供しているキーワード調査ツールである「キーワードプランナー」です。
キーワードごとに月間でどのくらい検索されているかを調査でき、キーワードごとの競合の確認、広告を配信した時のクリック単価の確認などができます。
「どのようなキーワードで記事を書けば良いのかわからない」「どのような記事に需要があるのかわからない」といった悩みが解決できる、非常に便利なツールの1つです。
ラッコキーワード
ラッコキーワードはすでに使ったことがある人も多いかもしれませんが、非常におすすめのツールなので紹介します。
語句を入力すると、関連したキーワードを大量に抽出してくれます。
どのような言葉がキーワードと合わせて検索されているかが一目でわかる、非常に便利なツールです。
先ほど紹介したキーワードプランナーと合わせて使うことで、より簡単にブログの記事構成を作成できます。
Googleアナリティクス
Googleアナリティクスはその名の通りGoogleが提供している無料のアクセス解析ツールです。
ブログがどれだけ見られているかを測る「PV数」をページ別に確認できるので、どの記事が人気なのかも一目でわかります。
ユーザーの年齢層や居住地なども解析できますし、検索エンジンから来たのか、SNSのリンクから来たのか、などユーザーがどこからやってきたかなども調べられます。
ユーザーがブログ内でどのような行動をしているかなども分析できるので、ブログの問題点を洗い出すことができ、より質の高いブログ制作を目指せます。
サーチコンソール
サーチコンソールもGoogleアナリティクスと同様にGoogleが提供しているアクセス解析ツールです。
アナリティクスは主に「訪れたユーザーの行動」などについて分析できますが、サーチコンソールは「どのように検索してブログに訪れたのか」を解析できます。
ユーザーがどのようなキーワードで検索しているかを分析することで記事の改善も測れますし、アクセス数の増加のために必要な対策もわかります。
【まとめ】アフィリエイトを活用してブログで稼ごう!
今回はブログを利用してアフィリエイトで稼ぐ方法について詳しく紹介してきました。
アフィリエイトは一見難しそうですが、一つひとつ流れを抑えつつ、そしてこの記事を参考にすれば、初めての方でも意外と簡単に申請できるはずです。
本記事を参考に、「アフィリエイトで稼げるブログ」を作っていきましょう。