「ブログを始めてみたけれども、全然伸びなくて悩んでいる」「なんとか収益化まではたどり着いたものの、それから売り上げが伸びず、横ばいで打開策が見つからない」
このような悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。
そこで今回はブログが伸びない理由について一緒に考えつつ、アクセスと売上を伸ばす方法について解説していきます。
ブログを始めたばかりの方はもちろんのこと、停滞している方もぜひ本記事を参考に、一緒にブレイクスルーを目指していきましょう。
ブログが伸びない理由とは?
では、早速ブログが伸びない理由について一緒に考えていきましょう。
下記の中で心当たりのあるものがあれば、積極的に改善し、アクセスを伸ばす努力をしてみてください。
書きたいことだけを書いている
残念ながら、私たちが書きたいことだけを書いていても、Googleから高く評価されることはありません。
また、ユーザーも記事を読んでくれません。
私たちが書きたいことと、読者の知りたいことが完全に一致しているという理想的な状況はなかなかないので、まずはユーザーの悩みから考える必要があります。
自分が今書いている記事は、設定した架空のペルソナの疑問や悩みを解決できているか、自分の独りよがりで執筆していないか、を考えることが重要です。
まだブログを開設してから時間が経っていない
まだブログを開設してから時間が経っていない場合、そもそもインデックスされていないので、記事が検索エンジンのデータベースに登録されていない可能性もあります。
ブログやウェブサイトを作成しても、検索エンジンに認識されなければそもそも検索上位どころか、検索結果にも表示されません。
Googleは数日から2週間に1回程度クローラーがWebサイトを巡回し、ページの情報を収集し、データベースに登録する、つまりインデックスを行っています。
しかし、まだブログを始めたばかりで、インデックスされていない、そもそも記事数が少ない場合、どうしても検索上位に上がることはもちろんのこと、検索結果に表示されることも難しいです。
あなたがユーザーのニーズを完璧に満たしている、プロ顔負けの記事を書いていても、インデックスされていなければまだ表示されないので、記事に自信がある場合は落ち着いてインデックスされるまで待ってみましょう。
誰もそのキーワードで検索していない
どれほど有益な記事であったとしても、あまりにも検索されている数が少なければ誰も読んでくれません。
戦略としては、ニッチなジャンルを狙うのは悪いものではありません。
アクセスを稼ぐことさえできれば、PVに対して収益が発生する確率が非常に高いです。
なぜならば、明確な検索意図を持って検索している意図を持って検索しているユーザーばかりがやってくるからです。
しかし、普通のキーワードと同様にPVを稼ぐことは難しいです。自分の記事がニッチなものばかりになってもいないか、確認してみましょう。
目標が高すぎる
十分にブログ初心者にしてはアクセスも収益も獲得できているにも関わらず、目標が高すぎるゆえに理想との乖離が生じてしまい、満足できていないという人も多いでしょう。
確かにブログは一生懸命、徹底的にリサーチを行い、ユーザーのことを考え続け、読みやすいものを作成すれば確実に稼げます。
しかし、ブログを始めて1週間、1ヶ月で億万長者になれるというわけではありません。
あなたがどれだけ頑張っていても、すぐにお金を発生させられる媒体ではないからです。
そこで一度、自分の目標が高すぎないか確認してみましょう。
ブログのテーマが曖昧
ブログのテーマが曖昧だと、権威性が低いとみなされ、Googleからの評価が下がるのはもちろんのこと、固定の読者がつかないのでブログはあまり伸びません。
例えばダイエットに関するブログなはずなのに急にSEOの話を始めたり、スポーツの話を始めたり、話題や記事の主題が逸れてしまっていては、記事数を増やしてもあまり伸びません。
自分のブログは何がテーマで、どのような人の悩みや疑問を解決するために存在しているのか再度考え、一つひとつの記事のテーマがある程度一貫性を持つようにしてみましょう。
更新頻度が少ない
更新頻度が少ないと、固定の読者をつけることが難しく、なかなかブログが伸びない理由となりえます。
特に副業でブログに取り組んでいる人は「毎日記事を更新する」ことは難しいかもしれませんが、少なくとも週に1本くらいは更新するようにしましょう。
定期的な更新がある、有益な情報を発信しているブログであることがわかれば、固定の読者がついて、その読者がまだ誰かに勧めてくれるかもしれません。
「口コミなんて一昔前の集客方法だ」と思う人も多いかもしれませんが、今の時代はSNSという良い口コミを一つ投稿してもらっただけで強烈な集客力のもつ媒体が存在します。
もしあなたのブログをTwitterで共有してくれる人が、1万人フォロワーの居る、ブログに精通している人だった場合、一気にPV数が伸びます。
よって、固定のファンを獲得するためにも、更新頻度は増やすようにしましょう。
ブログのアクセス数を増やす方法とは?
自分のブログが伸びない理由が分かったところで、続いてどうすればアクセス数を増やせるのか、具体的な対策を紹介していきます。
すでに実施しているものもあるかもしれませんが、もしまだ取り組んでいないものがあればぜひ積極的に取り組んでみてください。
ロングテールキーワードを選ぶようにする
ブログで狙うべきキーワードとして検索数が少ないロングテールキーワードが挙げられます。
ロングテールキーワードとは検索ボリュームが月間100から500程度で、2つ以上の単語で構成されている、本記事のテーマである「ブログ 伸びない」などです。
ロングテールキーワードは競合が非常に少ないので、上位表示がしやすいです。
そしてユーザーの悩みを絞って想定できるので、記事も書きやすいことが多いです。
そして何より、ユーザーの悩みにぴったりな商品やサービスの紹介ができるので、申し込み率や成約率が高い傾向にあります。
ロングテールキーワードについては下記の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
読者に徹底的に寄り添った記事を書く
自分の書いた記事が読者に寄り添えているか、改めて厳しい目で確認してみましょう。
Googleは「関連性の高い記事を、より早くユーザーに届けるためにさまざまな改善を重ねている」と宣言しているように、ユーザーの悩みを解決できる記事を上位表示させる傾向にあります。
過剰なほどにキーワードを盛り込んだ、読みにくく、結局何が言いたいのかわからない記事を作成していないでしょうか。
キーワードは無理にたくさん入れる必要はありません。
さすがに、一つも入れなければ対象のユーザーに届けることはできませんが、無理に何個も入れる必要はありません。
ユーザーはどのような悩みや疑問を抱えてこの記事を開くのか、何を教えてあげれば、どのような解決策を提供すれば喜んでくれるのか、再度考えてみましょう。
自分がその悩みを抱える人になりきったつもりで、編集画面ではなく、プレビューの画面で読んでみましょう。
もしかすると改行が少なすぎて読みにくいのかもしれませんし、文字装飾や画像が多すぎて文章が頭に入ってこないのかもしれません。
内容だけでなく、「何もあなたのことを知らない人」が記事をクリックして、読み続けたいと思うかどうかを再度考えてみましょう。
独自性の高い記事を書く
ブログを伸ばすためには独自性の高い記事を書くことも非常に重要です。
確かにキーワードによってはほとんど書くべき内容が同じで、「これ、他の記事でも読んだな?」と思うような内容になりがちです。
しかし、そういった題材の記事でも、潜在ニーズなどについて深く考え、他の記事に無い価値を提供できないか考えてみましょう。
ブログの本質は何度も言うように「読者のためになる記事を書く」ことです。
検索している言葉以外にも、その悩みが生まれる根本的な理由は何なのか考え、それらも解決できるような方法を提示することで、唯一無二の記事を作成でき、検索上位に食い込めることでしょう。
記事を増やす
最も簡単な方法ですが、そもそも記事が少ないのかもしれません。
「100記事書いているのにブログが伸びない」という人には当てはまらないかもしれませんが、10記事、20記事の時点で、まだまだネタがあるにも関わらず、「伸びない」と悩んでいる人は、その時間を活用してどんどん記事を増やした方が良いかもしれません。
記事を増やすことで、すでに公開している記事に内部リンクでき、ユーザーの滞在時間を伸ばしつつPV数を伸ばせるかもしれませんし、ユーザーの痒いところに手が届くブログの構造にできるかもしれません。
しかし、そもそもブログのネタがないという方も多いでしょう。
下記の記事にてブログのネタ切れ解消方法について解説しているので、ぜひ確認してみてください。
アクセスが少ない記事はリライトして改善する
他の記事ではアクセスを稼げているものの、あまり伸びていない記事がある方は、その記事をリライトしてみるのも良いでしょう。
ブログの記事において「一度公開したら、修正してはいけない」というルールは存在しません。
何が問題だったのか考え、必要であると思う部分に関してはどんどん修正を加えていきましょう。
ブログの設定によっては、記事の最終更新日が表示される場合もあります。
数年間更新されていないと、「情報が古い」と判断され、読んでもらえなくなってしまいます。
一方で、直近で更新されている場合、「最新の、正しい情報を発信している」と判断され、読んでもらえることでしょう。
ブログ解説から3ヶ月目を目処に収益化を目指そう!
これはあくまで平均ですが、ブログを始めてから収益化できるのは早くても3ヶ月目くらいからです。
よって、まだブログを始めて数週間、1ヶ月程度の人は焦る必要はありません。
まずは3ヶ月を目処に、自分の中で決めた数、記事を作成することを大切に取り組んでいきましょう。
また、「早い人で」3ヶ月目で収益化できるだけなので、4ヶ月、5ヶ月と経って収益化できなくても焦る必要は全くありません。
冷静にPV数などを分析して、何が悪いのか、良かったポイントは何なのかなど、詳しく確認していきましょう。
ブログを収益化するメリットとは?
そもそも、ブログを収益化するメリットには何があるのかについても考えていきましょう。
ブログを収益化することで得られるメリットは大きく分けて3つあります。
ブログの費用を賄えるようになる
まず第一に、毎月数千円稼げるようになれば、ブログの費用を賄えるようになります。
サーバー代やドメイン代などは合わせても数千円程度なので、ある程度収益が出たら、少なくとも収支がマイナスではなくなります。
プラスマイナスゼロになるだけでも心に大きく余裕ができ、ブログへのモチベーションも高まることでしょう。
ブログへのモチベーションが一気に高まる
ブログを運営する上で最初の壁であり、最も高い壁の一つである収益化を達成することができれば、一気にモチベーションが上がります。
収益が出ていない頃は「自分の時給は0円だ」「本当に収益化できるのか?」とマイナスな気持ちになっていたはずです。
しかし、収益化できたことで一気に自信がつきます。
初めて「クライアントから」ではなく「自分の力で」お金を生み出せたという自信は、ブログだけではなく今後の人生においても非常に役立つものです。
よって、自信を付けて、さらにブログに力を入れるためにも、ブログへのモチベーション収益化を目指していきましょう。
心に余裕ができる
心に余裕ができるというのも、ブログを収益化する大きなメリットの一つです。
会社員でもフリーランスでも、収入の柱が一つ増えるというのは非常に心強いものです。
ブログ一本だけで生きていくのはなかなか難しいかもしれませんが、「もし仕事がなくなっても、ブログがあるからある程度食いつなぐことはできる」という安心感は想像以上のものです。
たとえ毎月1万の収益であったとしても、1年で考えれば12万円です。
【まとめ】ニーズを満たす記事を書いて伸びるブログを書こう!
今回はブログが伸びないと思い悩む方向けに、改善点や、そもそもブログが伸びない原因について解説してきました。
全てが当てはまる人ばかりではないかもしれませんが、一つでも該当するものがあれば改善し、対処法を実践してみてください。
あなたがブログを伸ばし、時間と心に余裕が持てるようになるよう、応援しています。